この記事では新入社員が社内で評価を上げるための秘訣を紹介しています。
少しでも先輩、上司からの評価を上げたいのに伸び悩んでいる。
と思っている新入社員の方にお勧めです。
入社してきた新入社員が1か月ほどで評価を落としている場面を見かけます。
非常に期待されて入った新入社員が評価を落とされていることが多いですね。
すごくもったいないです。
この記事を読んでいるあなた。
- 早く成果を上げて評価されたいのに、なかなかうまくいかない…
- 仕事が思うようにできなくって、自信が無くなってきて…
- どうやったら評価を上げられるのか分からない…
こんなお悩みは有りませんか?
もしかしたら、評価を上げる方法が間違っているかも知れません。
新入社員は先輩や上司から一体何を求められているのか。
このキーワードを元に、この記事を読んでいただければ、評価を上げることができますよ。
今回は新入社員が評価を上げる為の心掛けについてご紹介します。
会社が新入社員に求めることを理解する
会社は新入社員に対して給料を払い、仕事を教えます。
いわゆる先行投資というものです。
ですので、会社としては一日も早く成長し、実戦力となってくれることを望んでいます。
言い換えれば、新入社員のうちは何もできないという事はわかっているのです。
しかし本音を言えば、少しでも会社に貢献して欲しいのです。
ですからこの「会社に貢献していること」で新入社員の評価を決めます。
では、仕事ができないと分かっているのに一体何を求めるのでしょうか?
それは仕事における態度なのです。
- 挨拶をしっかりとする。
- 受け答えをハキハキとする。
- 積極的に質問し考える。
- 何事にも謙虚になる。
- 今できることに全力を傾ける。
これは心証や感情などではなく、立派な考課においての服務態度の評価になってきます。
新入社員が評価を上げるための心構えですね。
それでは各項目について、なぜその項目が会社にとっての貢献となり評価対象となるのかをご紹介します。
新入社員の心構え1:挨拶で評価を上げる
職場の一日は挨拶に始まり、挨拶で終わります。
それがきちんとできる社員が多い会社ほど、良い会社と言われます。
それほど、挨拶ができる人の存在が重要なのです。
気持ち良い挨拶はお客様の評価を上げる
例えば、お客様がいらっしゃった時、気持ち良い挨拶が出来ました。
あなたがお客様の立場ならどうですか?
そう思いませんか?
挨拶だけで評価が上がって仕事が増える。
挨拶は立派な貢献になるのです。
新入社員の最大の武器はフレッシュな挨拶
新入社員だけが持てる最大の武器は「フレッシュな挨拶」です。
笑顔でハッキリとした大きな声の挨拶で、キラキラとして見えます♪
愛想のよい、気持ちの良い挨拶は誰でもできますが、「フレッシュ」は新入社員にしか出せません。
いくらおっさんやおばさんがフレッシュな挨拶をしようとしても、気持ちが悪いでしょう?
「フレッシュな挨拶」は新入社員が評価を上げるための最大の武器です。
この最大の武器を使わず、どうやって戦うのですか?
新入社員の心構え2:ハキハキとした受け答えで評価を上げる
ハキハキとした受け答えとは、なんでもかんでも
(`・ω・´∩)ハイっ!
と返事をすることではありません。
新入社員なりに理解したのか、理解していないのかをしっかりと意思表示することです。
ハッキリとした意思表示が業務を円滑に進める
意思表示をはっきりすることで、作業や教育が円滑に進みます。
分っていれば次のステップに移れますし、分かっていなければもう一度、指示・指導できます。
意思表示がハッキリしなければ、指示、指導する側の動きが鈍くなってしまうのです。
特に分かっていないのに、ハッキリとしなければ、二度手間が発生してしまうので余計に時間が掛かってしまいます。
すでに経験された新入社員の方もいらっしゃるのではないですか?
そういった不都合を無くす「ハキハキとした受け答え」が出来れば、業務を円滑に進められる。
すなわち、立派に貢献していると評価できるのです。
気持ちの良い受け答えは人間関係を円滑にする
また、ハキハキとした言葉を受けた側はすごく気持ちが良いです。
ですので、接し方や教え方が良くなったり、よく話を聞いてくれたりするようになります。
新入社員が可愛がられるようになる要素の一つです。
相手も人間ですからね。
会社にとって大事な、コミュニケーションの活性化に繋がっていると評価できるわけですね。
新入社員の心構え3:積極的に質問し考える
この心構えは新入社員として成長する為に必要不可欠なことです。
- 分からないことだらけのはずなのに質問しない。
- 分かっていないのに分かったフリをする。
- 答えをもらったら考えずにそのままする。
こういう心構えで成長できるわけが有りません。
ベストな心構えは、分からないことがあれば質問し、前向きにとらえ、自分なりに考えて、人よりも早く行動することです。
しかし、新入社員と呼ばれる間はそこまで求められません。
以下の2つのポイントをきっちりと押さえることが評価を上げる秘訣です。
分からないことはしっかりと質問する
新入社員なら分からないことがたくさん有りますよね?
分からないのになぜ質問しないのでしょうか?
おそらくそれは、雰囲気だったり、遠慮だったり、様々な理由が有るでしょう。
しかし、これだけは心構えとして持っておいてください。
質問することが新入社員の仕事です。
雰囲気が違うなら後からでも聞けばいいんです。
遠慮なんかしてちゃダメですよ!
仕事なんですからね。
分からないことが分からない場合も同じです。
レベルがそこまで到達していない証拠ですからね。
しっかり分からないことが分からない、と意思表示しましょう。
そうすればレベルを落として指導してくれるはずです。
又は、分からない部分のポイントを聞いてメモを取っておきましょう。
リスト形式にメモを取っておくと便利ですよ。
もし、聞くことが許されない職場であれば、いろいろと考えた方が良いですね。
答えを貰ったらしっかりと考えて行動する。
質問の答えを貰ったら考えましょう。
何を考えるのか?
その答えの意味を考えるのです。
難しいですね(笑)
例を出すと、
「この書類の一番右上にお客様のハンコがあるかチェックしてください。」
と指導されたとします。
当然、ハンコを押してるかチェックしますよね。
その時、
- そのハンコはなぜ必要なのか?
- 押していなかったらどうなるのか?どうすれば良いのか?
を考えて理解することが大事なんです。
手順や方法だけを覚えても応用できませんからね。
最初は考えても分からないことが多いでしょう。
しかし、考えることを続ければ出来るようになってきますし、質問のレベルも上がってきます。
そして、ここまでできれば、先輩、上司の評価も確実に上がります。
あとは素早い行動ができるようになれば、猛スピードで成長できます。
成長を見込める人材は事業計画に反映しやすくなり、会社にとってのメリットが大きくなるのです。
何事にも謙虚になる
新入社員の皆さんは全くと言っていいほど仕事が出来ません。
それどころか先輩の時間を使って仕事を教えてもらっています。
なんの成果も生み出さない新入社員が、給料まで貰って教えて貰っているのです。
言い方がキツいですね(笑)すみませんm(_ _”m)
しかし、そのことを謙虚に受け止めて、理解出来ているということは非常に重要なことなんです。
そうすれば、自ずと会社に貢献できることは何かを考えて行動できるようになります。
先にも書いている通り、新入社員に会社は先行投資をしています。
やるべきことに全力で取り組み、一日も早く成果を出せるように力を付けてくださいということなのです。
と思った人、カチンと来た人はわかっていません。
謙虚になっていないのです。
なぜって?
反発しているからこそ「言われなくても分かっている!」ってなるんでしょ?
反発してるのに「謙虚です」っておかしくないですか?
ここに出したのはほんの一例です。
この他にも謙虚に受け止めなければならないことがたくさん有ります。
これから先、当然叱られることも有るでしょう。
そんな時でも謙虚に受け止めれば、どうすれば良いかを冷静に考えられます。
謙虚になっていれば言葉使いもココロでつぶやく表現も変わります。
新入社員が謙虚でなくなれば、ただの仕事の出来ない生意気な奴ですからね。
社内秩序の悪化、職場形成への悪影響となってしまいます。
すなわち、謙虚になるということは、社内秩序や職場形成にとって良い影響を与えていると評価できるのです。
今できることに全力を傾ける。
私たちが若い頃も「今時の若いもんは」とよく言われていました。
現在の若い子は私たちの時とは質が違います。
素直で優しくて、勉強が出来る。
素晴らしいと思います。
ですが、なんていうんでしょうか、パワーが無いんです。
何事にも全力で取り組む、新入社員特有のフレッシュなパワーです。
会社にパワーを向けろとは言いません。
あ、向いた方がいいかも知れませんが、絶対ではありません(汗)
会社で学んだこと、副業、通信教育、読書なんでも良いです。
全力で勉強してください。
全力で取り組んだことは、あなたの幅や選択肢を広げます。
何かに取り組んでいる時のエネルギーは、仕事にも出てきます。
体の調子を崩すまではダメですが、全力で取り組めば活力や自身が沸いてくるのです。
そして、その姿は周りを巻き込みます。
職場全体の雰囲気が変わるのです。
特に新入社員のそういうパワーは先輩社員に影響を与えますし、会社も期待しています。
会社運営にとってこの雰囲気が良い方へ変わることは、非常にプラスとなり、業績アップやイメージアップにつながるのです。
目に見える効果ではありませんが、大変大きな効果です。
当然、雰囲気を変えたあなたの評価を上げざるを得ないでしょう。
まとめ
所詮、会社が行う評価は人がすることです。
ですので、人のココロが評価をすることになります。
これは間違いありません。
先ほどの5つの心掛けをすることによって、評価をする側の心証が変わります。
すなわち、今の評価よりもワンランク、ツーランク以上も上がるのです。
まずは、新入社員に求められていることは態度であることを理解した上で、
- 気持ちの良い、フレッシュな挨拶で評価を上げる。
- ハキハキとした返事で、意思の疎通と人間関係を円滑にする。
- 分からないことはしっかりと質問し、答えの意味を考えて行動する。
- 何事にも謙虚な受け止め方をする。
- 今できることに全力で取り組み、自分自身の幅を広げる。
この5つの心構えを実践する。
今回の記事では新入社員の評価の上げ方を、メンタル方面から紹介させていただきました。
思い当たることや、共感していただけることも有ったと思います。
この記事を読んでいただいた方の中には、今回の記事のような評価をしていただけない会社も有るかも知れません。
しかし、真っ当な会社は新入社員をこの記事のように評価をしているものです。
え~💦
と思われた方は、転職などいろいろな選択肢を考えた方が良いかも知れませんね。