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仕事で意見の相違から心が対立しないようにする為の3つの方法

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こんな記事です

今回は仕事で心の対立が起こらないようにするための方法をご紹介します。

人の「タイプ」にクローズアップした内容になっています。

  • 嫌いでもないのに、意見が対立してから心まで対立してしまった。
  • 議論する時にすぐに場の空気が悪くなってしまう。

など、お悩みの方に是非読んでいただきたい記事です。

仕事で意見の相違から、心まで対立してしまうことってないですか?

意見の相違は改善という観点では非常に重要です。
なので、意見の対立は自然と起こるものです。

問題はその後です。

心までが対立してしまうんですよね。

特に、仕事に熱が入っている時ほど心が対立してしまいます。

その人に対しても、自分に対してもすっごく嫌な気持ちになってしまったり…

仕事としてチームプレイを大事にしなければいけません。
人間としてもそうですよね。

なので、意見の対立は有っても心の対立しないようにしたいです。

 

会社という形態ではチームプレイが必須です。
おそらくそれはほとんどの方が認識できていると思います。

それなのに、なぜ心まで対立が起こってしまうんでしょうか?

実は人のタイプの関係が大きな原因になっていることが有るのです。

今回は、

  • 意見の対立から心まで対立してしまう原因
  • 心の対立を避ける為の方法

をご紹介します。

大切な仲間との関係をより良いものにする為に、ぜひご覧ください。

意見の相違から心が対立する原因

大きな原因の一つとしてその人とのタイプの関係が考えられます。

タイプというのは、意見とか思想ではなく、例えば、「頑固」とか「意地っ張り」とか「流されやすい」とか、心の性質です。

・出した意見に反発される。こっちも向こうの意見に反発して対立してしまう。

・話し合ってもいつも何も決まらない、進まない。

なんていう感じの相談を私は仕事中によく受けました。

で、話をよく聞いてみると、

1、自分が反発しているから相手も反発する。
2、相手が反発するから自分も反発する。
Loop

1、自分は相手の意見を聞くまでハッキリ言えない。
2、相手は自分の意見を聞くまでハッキリ言えない。
Loop

という感じが多かったです。

そうなんです。

実はそもそもの話、「意見が対立した」ではなく「人のタイプが対立した」という状況が多かったのです。

ただ、タイプが違うから対立したというよりも、タイプが似ているから対立したという状況のほうが多かったです。

磁石に例えるとS極同士、N極同士反発しあうって感じですね。

これって普段の生活の人間関係もけっこう当てはまる部分多いですよね。

私もかつて、父親に反発し、また、父親も私に反発し、非常に仲が悪い時期がありました。

その時母親に言われたんです。

似たもん同士やな。

って。

今になったらわかります。似た者同士って(笑)

お互い頑固で、

  • 自分の言ってることの方が正しいって思ってる
  • ちょっとでも違うと思えばすぐに意見を挟んでくる

そりゃ合わないですね(笑)

この状態で意見の交換をしても、無意味な対立をしてしまいます。
結果、意見の対立から心まで対立してしまうように感じてしまうのです。

仕事では意見のすり合わせが必要です。
ですので意見の対立は起こりますし、むしろ対立することで精錬されます。

しかし、タイプが対立してしまうと、正しい意見の対立ができずに無駄な対立をしてしまうことが有るのです。

仕事で対立しない方法

仕事で有る以上、意見をすり合わせないと良くないですよね?
なので、対立を避ける為に、

  • 話をしない
  • 議論を避ける

など、合わない人同士の現場ではよく見られます。
しかし、根本的な解決になっておらず先に進むことが出来ないのは明白ですよね。

すなわち誤った解決方法なのです。

では、対立しないようにする為にはどうしたら良いのでしょうか?

前の項目でタイプの対立が大きな原因の一つであると説明しました。

それを踏まえた3つ方法をご紹介します。

自分と相手を理解する。

相手が普通であれば、大体どんな人かは判断できるはずです。
(仲間であるということは、普通の相手だとは思いますが・・・)

どんな人なのか理解できていないというのであれば、改善しようとしていない証拠です。

解決したいなら、まず相手を理解しましょう。

そして以外に出来ていないのが、自分を理解することです。

自分はどんなタイプなのかを客観的に見れるようにします。

例えば、

  • 熱くなるとこんなことを言ってしまう
  • よく人の話に割り込む
  • 聞くばかりで意見をしない

など、自分のクセというか、行動パターンを理解するのです。

自分と相手が見えるようになることで、

  • 何に気を付けるべきか
  • 何からどう話すべきか

が見えるようになります。

おそらく意外と似ていることが多いはずですからね。

その上で、相手にも説明をしておきます。

・自分はこんなタイプだから、もしこうなったらフォローお願い!

みたいな説明をしておけば、似た者同士、お互いに理解できるでしょう。
そうすれば建設的で対立の無い議論ができるわけです。

まずは目の前の人を理解することから始めましょう。

中立的な人に入ってもらう

相手にどうこう求めるのではなく、自分の行動を変えていくというのが一番良い方法です。

ただ、そう簡単にいきませんよね?

おそらく頑固な人も多いでしょう。
そんな人同士、二人で話し合いをするときは、中立的な人に入ってもらいましょう

例としては、磁石のS極同士、N極同士の間に鉄板を挟むというイメージです。

ちょっと左右にずれるかもしれませんが、くっつきますよね?

意見も同じです。

反発するなら第三者を挟んで、意見を中立的な立場でまとめてもらうんです。

こうすることで、相手の意見を冷静に咀嚼することができます。

入ってもらう人には申し訳ないですがね^^;

仕事を上手に頼む

押すタイプの人に共通することがあります。

仕事の頼み方が下手だということです。

仕事ができないわけではなく、むしろできる人ほど頼むことが苦手な傾向にあります。
役割分担が苦手で、なんでも自分でしないと気が済まない人ですね。

こういうタイプの人は、自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなってしまいます。

これは議論の場でも同じです。

自分の意見や案を役割分担できずに、なにもかも自分で解決しようとしてしまう。
そしてそれを注意されて嫌な気分になる。

そういう人は、上手に仕事を頼めるように日頃から訓練しましょう。

相手が、助けたいって思わせるような話の持って行き方を心掛ければスムーズにお願いできますよ。

・お願いを聞いて貰う

「お願い(助けてもらいたいこと)があるんだけどいいかな?」

 

・協力が必要だとアピールする

「この件は君に頼むのがベストだと思って・・・協力してくれないかな?」

 

・めんどくさそうな依頼には申し訳ないと一言添える

「申し訳ないけど、この件について明日までに意見を貰いたいんだ」

 

・相手が引き受けたら必ず感謝の言葉をかける。

「引き受けてくれて助かったよ。ありがとう!」

 

・断られたら潔く引き下がることも重要。
「わかった。話を聞いてくれてありがとう。ほかの人を当たってみるよ。」

キーワードは、「お願い」、「協力」、「感謝」です。

このキーワードを使えば、人のタイプなどは関係なしに意見をすり合わせることが出来ます。

なぜなら、相手の気持ちを重点に置いた言葉になっているはずだから、です。

押しているようで、言葉は引いていますよね。

そういう状況では意見の対立は生まれにくいです。

すなわち、心の対立も起こりにくいということなんです。

どうしても対立してしまうなら・・・

対立はだれ望みません。

要らぬところで、神経を使っても疲れるだけです。

良い仕事は良い人間関係から

お互いを理解して、謙虚に、感謝の気持ちを持って良い人間関係を築きましょう。

とは言え、対立が進んで、もう修正が効かないほどになっていたら、あきらめるのも一つの方法です。

その部署、会社だけが全てじゃありませんからね。

自分から身を引くのは嫌な気分かも知れませんが、どうしようもない状態が継続するとしんどいですよ?

それが原因で心を病んでしまっては元も子も有りません。

部署異動、転職、独立。

いろいろ方法は有ります。

ピンチはチャンスと捉えてみて、いろいろなことにチャレンジするのも一つの方法です。

まとめ

意見の対立から心が対立してしまう原因には、人のタイプの関係性が大きな原因の時が有ります。

自分のタイプと相手のタイプの関係性です。

その関係性が意見の対立を生み、心まで対立してしまうことになるかも知れないのです。

それを踏まえた上で、

  • 自分のタイプと相手のタイプを理解する
  • 議論の場には中立の第三者に入ってもらう
  • 「お願い」、「協力」、「感謝」が出来るように日頃から訓練する

という3つの方法を試してください。

しかし、どうしても合わない時もあります。

  • するべき手は尽くした。
  • 何も打つ手がない。

そう思うのであれば、そこにこだわる必要は無いでしょう。

自分の為にも、相手の為にも議論は必要です。
当然意見の対立も必要です。

しかし、心まで対立してしまうとなると話は別です。

お互いに不利益しかありません。

そうならない為にも、自分や相手のタイプをしっかりと把握しておきましょう。

そして議論前に予習しておけば心の対立は防げるはずですよ。