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ゲームで楽しく社員研修!効果を引き出す方法とおすすめゲーム4選!

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今回は社員研修の効果を引き出すための方法として、ゲームをご紹介します。

  • 楽しんでチームビルディングしたい
  • もっと効果のある社員研修がしたい
  • 今までの社員研修に疑問を持っている

そう思われている、チームリーダーや新任メンターにおススメの記事です。

社員教育を実施するうえで悩まされるのが、社員研修です。

あなたは、

  • どんな社員研修をすれば良いか分からず、とりあえずやってみたけどグダグダな研修になってしまった。
  • 大人数を集めて社員研修をやったけど、半分くらいの人が寝ていた。

こんな経験はありませんか?

私も何度か研修のメンターをしたのですが、最初はグダグダでした。

それに、なかなか社員研修って効果が出ないというか、わかりづらいんですよね。
参加している方にも有意義な時間になってないんじゃないか、って悩んだり…

しかし、

  • やる限りは効果のある社員研修にしたい!
  • 参加している人も有意義な時間にして欲しい!

社員研修を実施する側としては、こう切に願いますよね。

ならば、ゲームを取り入れましょう!

どうしてゲームなのか?

ゲームって人の心をわくわくさせますよね?
そのゲームの力を社員研修に使えば、楽しくできると思いませんか?
そして、楽しんでできる社員研修ってしっかりと身になると思いませんか?

という訳で、社員研修にゲームを取り入れましょう!っということなんです。

で、今回は社員研修にゲームを取り入れて、楽しくすることで効果を最大限に発揮させる方法をご紹介!

この記事で紹介する、

  • 社員研修にゲームを取り入れる時の考え方
  • 社員研修でお勧めのゲーム

をご覧いただければ、社員研修に対する見方や取り組み方が変わるでしょう。

そうすれば、効果のある、参加者に有意義な社員研修ができるようになりますよ!

社員研修におけるゲームの可能性

社員研修にゲームを取り入れることによって、期待される効果は以下です。

  • 社員の意識が変わる
  • 研修の吸収力が違う

社員研修とは、社員教育です。
当然、会社運営をしていくにあたって、人材を育てるという重要な部分を持っています。

それをゲームと一緒にしないで欲しい。

そう思われる方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、まず足元を見てもらいたいのです。

今、多くの企業が取り組んでいる社員研修は座学が多いのではないでしょうか。

ここであなたに質問です。

実際にあなたの会社での社員研修の効果は見えていますか?

社員研修に取り組む意識

振り返りのシート、面談などで研修の効果を確かめる。

それも一つの手ですが、それでもその時だけの対処をしてしまうのです。

なぜならば、研修自体が受ける側にとっては勉学という意識だから。

これは受けさせる側が何を言っても変わりませんし、そういう姿勢になるのは当たり前。
会社からの決められたプログラムであるならばなおさらです。

受けさせている時点で受ける側の意識はやらされているです。
そんな意識ではどれだけ良い研修内容であっても、無意味に近いのです。

「やらされている」意識を持たないようにとの指導もよく聞きます。

が、ハッキリ言って無理です。

人間ですから。

この「やらされている」感を払拭するのが、ゲームという存在なのです。

楽しんで社員研修ができる環境

社員研修は、参加者がそのプログラムにどれだけ気持ちを入れることが出来るかが成否のカギを握ります。

手段はどうであれ、楽しむことで社員研修の意図や技術を身に着けられるのであれば、受ける方、受けさせる方の両方に良い結果が出るのではないでしょうか。

やりがいは?とか、仕事とは?とかを長い時間をかけてお話されていませんか?

引き込める話術や、カリスマ性が有れば活きるかも知れませんが、ほとんどの方は無いでしょう。
大人数を集めても、寝てる人が多いんじゃないでしょうか。

今の時代、頭が固いやり方では伸ばすことは難しいのです。

ゲームで社員研修を行えば、参加者は研修に意識が入り込むことは容易に想像できます。

楽しんでできる環境を作れば、社員研修は効果を最大限に発揮するのです。



目的を持ってゲームをすれば社員研修に活かせる

活きた社員研修を行うには、参加者の心を動かす仕組みが必要です。
話術で出来れば苦労しないのですが、なかなか難しいですよね。

興味があれば引き込まれるのかも知れませんが、社員研修という時点で受けなければならないという意識が働きますからね。
心が積極的ではないんです。

そんな心を積極的に動かすことが出来るのがゲームなんです。

社員研修にゲームを取り入れるという選択肢

ゲーム業界は時代と共に形を変えながらも、その時代ごとで必ずヒットを生み、社会現象までにも発展するときがあります。

人の心を捉えやすいことが要因の一つだと考えられます。

そうです、「人の心を捉えやすい」んです。

トランプ、花札、ボードゲーム、カードゲーム、テレビゲーム、最近ではスマホゲームなど、古くからあらゆる形で、多くの人の心を魅了してきました。

そんなゲームの魅力を社員研修に活かせたらどうでしょうか?

楽しく、身になる社員研修が出来ると思いませんか?

社員研修にゲームという選択肢は、立派に成立するのです。

社員研修に使えるゲームとは?

確かに、研修に向くゲームと向かないゲームは存在します。

その中で、「役に立つゲーム」を探し出し、社員研修として使っていけば、楽しく、有意義な社員研修が行えるのです。

社員研修に使えるゲームの探し方ですが、結論から言います。

暴力や性的表現がある非社会的なゲームでなければ何でもOKです。

その理由は以下です。

  • 構成要素による基礎能力向上
  • 道徳、哲学の要素による自己啓発
  • ステータスによるチームビルディング
  • 目的を持ち、目標を達成する意識付け
理由の詳細を見る

構成要素による基礎能力向上

例えば、単純にクイズゲームであれば知識、数学パズルでは計算力、パズルゲームでは空間把握などの力が付けられると考えられますよね。

トランプゲームなんかも営業さんに必須の駆け引きや判断力を養えそうです。

そのゲームの基本的な構成要素は基礎能力を高める為に使えるものが多いんですね。

道徳、哲学の要素による自己啓発

テレビゲームで人気のファイナルファンタジーシリーズは作毎にテーマがあり、考えさせられるようなテーマも多いです。

例えば、9作目の主人公の一言。

誰かを助けるのに理由がいるかい?

良いセリフですよね。

言葉やシチュエーションなど、目的を持てば自己啓発に活かせます。

日本の漫画やテレビゲームは道徳や哲学、心理学の要素を取り入れる為に、作者さんは勉強や取材が忙しいそうです。
ですので、漫画やゲームには道徳、哲学、心理学の要素がふんだんに入っている、自己啓発に向いていると言えるんですね。

ステータスによるチームビルディング

プレイヤーやキャラクターの組み合わせを重視するゲームは非常に多いです。

ロールプレイングゲームでは各キャラクターのステータスや特徴を活かしたパーティー編成が必須です。

  • 戦士で攻撃
  • 僧侶で回復
  • 打撃が効かない相手には魔法使い
  • 攻撃型に特化したいので戦士をもう一人

これぞまさしく個性と役割分担が必要なチームビルディングだと思いませんか?

目的を持ち、目標を達成する意識付け

さらに最大の理由として、全てのゲームではその都度の目標がハッキリとしています。
最高得点、ボスの撃破、アイテム取得などの目標です。

さらに最終目標が設定されているゲームも多く、目的に向かって目標を達成していくという流れが自然と出来ます。

ロールプレイングゲームではラスボスの撃破が目的ですよね。

その為にレベルを上げる、良い武器を買うという目標を達成する。

この目標と目的に対する考え方を持っているゲームがビジネスに向かない訳が有りませんよね?

すなわち、社員研修の意味を結び付けられればどんなゲームでも社員研修として成り立つという事なんですね。

ゲームに没頭するとただの遊びになってしまうので注意は必要ですが、正しくビジネスに導くやり方さえすれば、若い子たちにも共感を得られてやりやすくなりまし、メンター自身も楽しいです(←コレ重要です)

ゲームの選び方、進め方
  • 社員研修の意図を決め、それに合う社会的なゲームを選ぶ
  • 最初にゲームの意図を説明し、その意図を感じながらゲームを行う。
  • ゲーム中はメンターがしっかりと社員研修であることを意識させる。
  • 必要であれば途中の振り返りや検証をさせて、最後に学びをまとめさせる。

これで社員研修として十分に成り立ちます。

しかし、会社や上司の目も有りますので、ゲームができるかどうかは環境次第な所もあるのが現実です。

  • しっかりと企画書を起こして納得させる。
  • 怒られるのを覚悟で黙ってやって結果を出す。

などやり方は色々あるでしょう。

ちなみに私は黙ってやるタイプでした。
やってみて効果を出せば文句は言えないでしょって感じですね(笑)
私はそれで押し通しましたよ(`・∀・´)エッヘン!!

とは言え、敵が増えるのでおススメしません。

会社や部署のルールに乗っ取って、納得できる形で始めるほうが絶対的に良いですよ。



社員研修に使えるゲーム4選

実際に社員研修にゲームを取り入れると言ってもテレビゲームとかは少々ハードルが高いですよね。

ですので、もう少しハードルの低い、しかし効果の見込めるゲームをご紹介します。

人狼ゲーム

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

人狼側と人間側に分かれてダマし、暴くゲームです。

社員研修としての効果その1:コミュニケーション能力の強化

本来は「ダマす」を目的とするゲームですが、テーマを「説得する」に置き換えて、会話の体験教育を行うのです。

当然、ゲーム性は残っているのでゲームにのめり込み過ぎないようにしなければなりません。

社員研修としての効果その2:リーダーシップ研修

進行役がいかに、説得するというゲームの流れを組み立てられるかが重要になりますので、進行役のリーダーシップを鍛えるのにも良いです。

この人狼ゲームでの研修については、実際に人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学という本が出版されています。

研修のやり方や振り返りシート、まとめシートなどもついていて、研修を取り組みやすくなっていますので、研修を実施するメンターの勉強としても優秀です。

もし研修で取り入れるなら、ぜひ読んで欲しい本ですね。

トレーディングカードゲーム

マジックザギャザリングや遊戯王、デュエルマスターズ、ポケモンなどが有名ですね。

私は子供が小学校低学年時代にバトルスピリッツというカードゲームをしていたのですが、読解力が非常に鍛えられます。

また、属性、特性。スキルなどの組み合わせを考えるのも楽しいですね。

社員研修としての効果その1:読解力の強化

カードの記述により、上下関係を付けているので解釈をしなければいけないのです。
(例:「できる」と「できない」では「できない」のほうが強いとか)

また、効果を発動できるタイミングや条件などの記述も理解しないといけないので、頭がフル回転します。

社員研修としての効果その2:チームビルディングの体験

手持ちカードの特徴を把握し、相性の良いカードを組ませてをいかに勝つ為に効率の良いデッキを組み合わせていくか、という考えが必要になります。

これをチーム構築の考え方に置き換えたら、

今いる人材の特徴を把握し、相性の良い人を組ませて、いかに勝つ為に効率の良いチームを組むのか。

になりますよね?

まさにチームを構築する考えと同じことを疑似体験できるのです。

社員研修としての効果その3:状況把握、判断力の強化

ゲーム中でターン毎に状況は変わり、有利になることも一気に形成が逆転して不利になることも有ります。

ですので、勝つ為にはまず、現在の状況が把握できていなければいけません。

「ここでどのカードを出すべきか。」
→「ここでどんな施策をするべきか。」

短い時間での判断力も必要になってくるのです。

社員研修としての効果その4:PDCAの研修

デッキの構築、対戦、結果の振り返りと再構築、という流れでゲームをするだけでPDCAサイクルを簡単に回せることができます。

特に振り返りを対戦相手として、ランダムで相手のデッキを使ったりすることで、効果が高くなります。

 

ダーツ

自動計算のデジタルのダーツでも良いですが、教育として純粋に取り入れるなら針を刺して、紙ベースで計算するハードダーツがおすすめです。

社員研修としての効果その1:集中力の強化

なんといっても的の点数に向かって矢を投げるわけですので、集中力を必要とします。

また、二人一組のダブルス、三人一組のトリオスなどは自分の番が回ってくるまで時間があるので、瞬時に集中できるようにならなければなりません。

仕事のON/OFFの切替のトレーニングにも非常に有効です。

社員研修としての効果その2:計算力の強化

ビジネスにおいての計算は必須能力でしょう。

その計算能力しかも暗算能力を強化できるのです。

ダーツは刺さった箇所により、同じ点数の所でも2倍、3倍となる箇所があります。

また、ダーツのゲームの中には、ただ点数を重ねるゲームではなく、301や501のように点数を徐々に減らして最後はピッタリ0にするというゲームがあります。

こういうゲームの要素が、足し算、引き算、掛け算を同時に行わせるので、非常に頭の運動になるんですね。

社員研修としての効果その3:マナーの向上

私は初めてダーツバーに行ったときに衝撃を受けました。

対戦相手に対して、良いプレイを称賛し、ミスをすれば励ますのです。

そこにいる誰もが、プレイしている人に対して尊敬を込めてプレイしているのです。

人がミスするようにヤジを飛ばしたり、自分の成功で過度に喜んだり、人のミスを喜んだりする人は一人もいませんでした。

ダーツとはそういうマナーのスポーツなのです。

昨今のマナー教育は形式ばかりで本質が見えないのが多いですが、相手に対して敬意を払うという、マナーの本質ともいえる部分の研修に非常に向いています。

新人研修などで取り入れると効果は大きいですね。

 

マシュマロチャレンジ(タワー)

グループに数人のチームに分かれて行います。

パスタとタコ糸、マスキングテープでタワーを作り、一番上にマシュマロを置く。

高さが一番高いチームが勝利、というゲームです。

社員研修としての効果その1:チームビルディングの研修

実はこのゲーム、役割分担が非常に大事になってきます。

振り返りでも、役割を意識することで効果が期待できるのです。

社員研修としての効果その2:戦略の研修

如何に高く組むか、という明確な意図が有りますので、戦略を立てやすいです。

ディスカッションをすることで戦略会議になり、技術を磨くことが出来ます。

社員研修としての効果その3:PDCAの研修

マシュマロタワーの建設を数回繰り返すたびに、ディスカッションと振り返りを入れます。

そのことにより、PDCAを回すということが自然と体験できるのです。

〇〇㎝以上のチームに商品を!などの邪念を与えるとPDCAが崩れたりと、イレギュラーの体験もできます。

有料で取り扱っている研修も有りますが、自分たちでやった方が費用が掛かりません。

私はこのサイトを参考に自分なりの振り返りシートを作成して研修を行いました。

チームとタワーを創造せよ!マシュマロチャレンジでチームビルディング



ゲームと社員研修のまとめ

目的を持ってゲームを取り入れることが社員研修を成功させる秘訣です。

そうすることで取り組む意識を変え、吸収力の高い研修ができるのです。

ゲームの選び方、進め方
  • 社員研修の意図を決め、それに合う社会的なゲームを選ぶ
  • 最初にゲームの意図を説明し、その意図を感じながらゲームを行う。
  • ゲーム中はメンターがしっかりと社員研修であることを意識させる。
  • 必要であれば途中の振り返りや検証をさせて、最後に学びをまとめさせる。

私が行ったゲームによる社員研修一覧

ゲーム名  期待できる効果
人狼ゲーム  コミュニケーション、リーダーシップ
トレーディングカード  戦略、読解力、チームビルディング、状況把握、判断力、PDCA
ダーツ  集中力、計算力、マナー
マシュマロタワー  チームビルディング、戦略、PDCA

 

今の時代、社員研修に対する取り組み方も変えていかなければいけません。
社員研修というプログラムに楽しむ為の仕掛けを取り入れることが重要です。

また、社員研修だけでは有りません。
日々の仕事も楽しんでできる仕掛けは必要なのです。

人生の半分以上は仕事です。

それを楽しめなくてはもったいないと思いませんか?

是非、楽しんで仕事ができる環境を作りましょう!